ー STORY1 ー
順調な滑り出し
この商品のスタートは順調でした。
僕たちの会社はフィットネスバイク、スピンバイクの販売実績が豊富で、顧客データやニーズも十分に集まっていました。
市場にはすでに多くのフィットネスバイク、スピンバイクが存在していましたが、 競合他社よりも優れた製品を提供し、顧客に上質な体験を提供することを志し、その道筋も見えていました。
商品の企画・コンセプトが固まるまでに時間はあまり掛からなかったです。
すぐにまとまり、会社からもGOが出ました。
ー STORY2 ー
デザインと機能
次に、私たちは製品の開発に着手しました。
デザインと機能の両面で優れた製品を生み出すために、工場のエンジニア、デザイナー、専門家のチームとともに、何度も協議を重ねました。
特にデザインは妥協することが出来ません。
一番の差別化要素になるからです。
家庭用スピンバイクは、その使用場所が限られます。 フィットネス用の部屋を住居内に用意できる家庭は少なく、主にリビングや寝室での使用が想定されます。
そのため、機能が十分でもデザインがいまいちだと日々の生活に馴染んでいきません。
結果、あまり使われない商品になってしまいます。
デザインと機能の両立が一番こだわりましたし、一番時間もかかりました。
ー STORY3 ー
販売戦略の成果は。。
製品の完成後、販売戦略を練る必要がありました。
まずはファーストチャネルの選定です。
僕らの会社は楽天・Amazonなど大手ECモールをメインの販売チャネルとしています。
ただ、この商品は市場の商品と大きく差別化されたもので、そういった商品のファーストチャネルとして大手ECモールは最適とは言いにくいです。
そこで、今回はMakuake(マクアケ)をファーストチャネルとしました。
Makuake(マクアケ)は物販に強いクラウドファンディングで、新しい物を求めるユーザーが集まっています。
また、僕たちは、効果的なマーケティングキャンペーンを展開することで、ターゲット市場に製品を知ってもらい、興味を持ってもらうことを目指しました。
ソーシャルメディア、インフルエンサーの活用など多角的なアプローチを取り入れ、製品の認知度を高めることに成功しました。
製品のローンチ後、予想以上の反響を得ることができました。
販売開始から3日で目標金額を達成、最終的には想定の3倍以上の売上に届きました。
お客様からは高評価と共に、この商品が健康やフィットネスの目標達成に大きく貢献しているという感謝の声が寄せられました。
上手くいったことばかり書きましたが、その10倍以上はうまくいかないことの方が多いです。(笑)
ただ、それも醍醐味と思って取り組んでます。